宮城県大郷町にてマイ・タイムライン講習会を行いました
宮城県大郷町で6月26日に行われた「マイ・タイムライン講座」にて、近年の気象と防災情報についてお伝えいたしました。
講師は、気象と地域防災フォーラム理事の伊藤みゆきさんと長谷川が担当いたしました。
今回最も重点的にお伝えしたことは、「情報の活用」についてです。
これまでの講座にて、参加されている方からお話を伺うと、「気象情報の種類が多く、どの情報が何のための情報なのか分からない」「いざという時にどこからどの情報を取れば良いのか」などの意見が多く、"防災気象情報の複雑さ"や、"情報が活用されていない"、といった課題があると考えていました。
そこで今回の講座では、今年の出水期から改善された防災気象情報について取り上げながら、体系的に理解していただけるようお伝えしました。こんな情報があると知ってもらうだけではなく、何のための情報なのか、どこから見られるのかなど、より理解を深めていただけるようお伝えしました。
また、普段から活用できる情報として、雨雲レーダーやキキクル(危険度分布)なども取り上げました。いざという時にサッと情報が取れるよう、普段から防災気象情報に慣れていただくことや、情報を取りにいくことが習慣になる、ということも大切だと考えます。
防災気象情報を通じて危機感を高めていただいたり、情報がスイッチとなって、いち早く命を守る行動に繋げていただけたらと思います。
長谷川麻衣(気象予報士・防災士)
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